2025.03.21
北見工業大学との共同研究の成果が日本農芸化学会の機関誌「化学と生物」に紹介されました
環境大善株式会社と国立大学法人 北海道国立大学機構 北見工業大学 小西 正朗 教授との共同研究成果が日本農芸化学会の機関誌「化学と生物」(株式会社国際文献社 発行 2025年2月号)に紹介されました。
「化学と生物」は農芸化学が対象としている食糧・生命・環境分野ばかりでなく、広く自然科学の中から問題を取り上げ、それらを化学的・生物学的視点から平易に解説しています。また、最新研究の話題や産業界の動向などについても紹介しています。会員以外の方も、書店等で購入できます。(公式より)
【表題】
光合成生物と微生物の共生
【著者】
小西 正朗
【所属】
北見工業大学工学部応用化学系
【概要】
微細藻類やシアノバクテリアは光合成により大気中の二酸化炭素を固定することができるため、化石燃料に依存しない物質生産のため重要な資源として期待されている。ただし、その増殖速度が遅く生産性が不十分である場合が多いため、実用化されているプロセスは限られている。そこで筆者らは共培養により微細藻類の増殖を促進する微細藻類増殖促進細菌(Microalgae growth promoting bacteria;MGPB)の活用に注目し、液体肥料からMGPBの探索を行った。本稿では、多検体共培養系によるMGPBスクリーニングのサマリーと共生機構の解明が社会にもたらす効果について紹介する。
出典:「化学と生物」(2025)No.2,Vol.63,54-56
▶︎本誌の詳細はこちらから。
関心のある方はぜひ雑誌をご覧いただけると幸いです。

関連リリース
1. 令和2年度戦略的基盤技術⾼度化⽀援事業(通称:サポイン事業) 採択のお知らせ
2. 令和5年度成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)の採択をうけました
3. 北海道新聞にGo-Tech事業に関する取り組みが掲載されました
4. 北見工業大学との共同研究の成果が農業産業に関わるバイオテクノロジーの学術専門誌 「アグリバイオ」に掲載されました
5. 藍藻Synechococcus elongatusの増殖を飛躍的に向上させる新規細菌Rhodococcus sp. AF2108を発見
【本リリースに関するお問い合わせ】
環境大善株式会社
広報担当 竹井
電話:(0157)-67-6788
FAX:(0157)-67-6618
E-mail:otoiawase@kankyo-daizen.jp