2021.06.07

ニュース

さいこうファームと実圃場における善玉活性水の植物への効果解明について共同研究を開始

環境大善株式会社(本社:北海道北見市、代表取締役社長:窪之内 誠)とさいこうファーム(所在地:北海道網走郡美幌町、HP:https://bihoro-takumi.jimdofree.com/、代表:吉田 拓実(博士(農学))は、善玉活性水(商品名「液体たい肥 土いきかえる」)の植物への効果解明を研究目的とした共同研究を開始いたします。

当社が製造・販売している「液体たい肥 土いきかえる」は、牛のし尿を発酵・培養して製造した善玉活性水を独自の方法で加工し商品化しております。この「液体たい肥 土いきかえる」には、肥沃度の低い土壌の窒素循環活性及びリン循環活性(※1)を向上させる効果の他、植物生長促進効果が認められております(※2)。

今回の共同研究では実際の圃場・ハウスでの栽培により、善玉活性水(商品名「液体たい肥 土いきかえる」)が植物に与える影響及び土壌に与える影響を調べていきます。栽培する植物はレタス、バジル、ルッコラを予定しています。

試験予定圃場

私たちが住む北海道には、約80万頭の乳牛が飼育されております。牛の尿は適切に処理をしないと公害の原因となってしまいます。

私たち環境大善は、これらの牛尿を独自の微生物叢を用いた発酵処理により無害化・無臭化することに成功し、さらには、発酵液に消臭や水質改善、植物成長促進効果があることを見出しまし た。
本来廃棄される牛尿を酪農家から買い取り、機能性を有する高付加価値商品へと変換すること(アップサイクル)で、持続可能な循環型ビジネスと地球環境の改善を目指しています。

本共同研究では、善玉活性水が植物に与える影響をデータ化することを目的としております。機能性を証明していくことでより多くの牛尿をアップサイクルし、北海道のみならず、世界を視野に入れた環境問題の解決に繋げていきたいと考えております。

※1 窒素循環活性とは「窒素有機物を硝酸態窒素に変換する力」。リン循環活性とは「有機態リン酸を変換する力」。参考「SOFIX農業推進機構」(https://sofixagri.com/sofix/

※2 北見工業大学との共同研究において発見。

【リリースに関するお問い合わせ先】
環境大善株式会社
担当:加藤 勇太
電話:0157-67-6788
E-mail:y.kato@kankyo-daizen.jp