北見工業大学との共同研究の成果が農業産業に関わるバイオテクノロジーの学術専門誌「アグリバイオ」に掲載されました

環境大善株式会社と国立大学法人 北海道国立大学機構 北見工業大学 小西正朗 教授との共同研究成果が学術専門誌「アグリバイオ」（株式会社 北隆館 発行 2024年8月号）に記事が掲載されました。

「アグリバイオ」は、農業産業に関わるバイオテクノロジーの最新研究を紹介する学術専門誌です。様々な農業生産に直接、間接的にかかわる最新のバイオテクノロジーの知見や、微生物を含む「農産物利用技術」・「食品機能開発」・「食と健康」・「アグリビジネス」など、農業生産と農産物利用にまたがる多様な問題を敏速に捉え、新しい「農」の姿をお伝えします。（公式より）

【表題】
シアノバクテリア増殖促進細菌の直接探索

【著者】
小西 正朗¹⁾
タン ペイ ユー²⁾
加藤 勇太³⁾

【所属】
1 北見工業大学工学部 教授
2 北見工業大学大学院共創工学先行
3 環境大善株式会社 執行役員CTO/土、水、空気研究所 副所長

【概要】
微細藻類やシアノバクテリアは光合成独立栄養で植物同様大気中の二酸化炭素を固定できるため，次世代のバイオものづくり宿主として期待されている。しかしながら，光合成独立栄養のみで培養した場合，増殖速度が不十分である。そこで，筆者らは共培養することでシアノバクテリアの増殖を促進する微生物（シアノバクテリア増殖促進細菌，Cyanobacteria Growth Promoting Bacteria：CGPB）を環境中から共培養による直接スクリーニングで探索したところ複数の優良な候補株を見出すことができた。本稿では，直接スクリーニングによって得られた候補株の機能解析結果の概説ならびに作用機序解明の展望について紹介する。

関心のある方はぜひ雑誌をご覧いただけますと幸いです。

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FAX：(0157)-67-6618
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